TOP > 人気の育毛剤に入っている成分の種類と効果

人気の育毛剤に入っている成分の種類と効果

頭髪について悩んでおられる方が多い中で育毛剤への需要はどんどんと高まっています。しかし、育毛剤に含まれている成分は少し特殊なものが多く、聞いてもよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで人気の育毛剤に含まれている有効成分についての紹介をしていきます。

現在育毛剤を買おうか悩んでいる方はもちろんのこと、今後に向けて念のために知っておきたいという方にもお勧めできる内容となっています。それぞれの成分が組み合わさることで高い育毛効果が生まれます。

【血行を促進するために欠かせない塩化カルプロニウムとビタミンE】

育毛剤においてはメジャーな成分でありながら他の製品には採用されていることが少ない成分の1つに塩化カルプロニウムがあります。

これは毛細血管を拡張する働きを持つ成分であり、血流量を増やして育毛を促す効果を持っています。人間の体において栄養を運ぶのはやはり血管です。血行が活発でないといかなる優秀な成分も届けられなくなってしまいます。

そこで塩化カルプロニウムを配合することによって、血流を増やして毛乳頭に有効な栄養補給をすることが育毛に繋がります。この成分は円形脱毛症などの治療にも使われる成分なので効果はまさに折り紙つきです。人間の頭皮にはそもそも毛を生えさせる仕組みがあります。

しかし、加齢や生活習慣などによって血流が弱まってしまうことがあり、それが脱毛や薄毛の原因の1つにもなっていると考えられています。塩化カルプロニウムは既に弱まっている血流を再び強くする効果もあります。

ビタミンEも同様に血流を増やさせる効果を持つ成分です。ビタミンEが欠乏すると貧血を起こすこともあるなど、血液との関連が深い成分としても知られています。脱毛が起こっているときは頭皮が貧血に近い状態になっている可能性があります。

成人の場合は1日に30㎎のビタミンEが必要とされていますが、不足している方も少なくありません。そこで育毛剤に配合することによって届けられる血液の量を増やすことには大きな意味があります。

【毛乳頭にエネルギーをもたらすペンタデカン酸グリセリド】

毛髪が生えるときは毛乳頭が栄養や酸素を取り入れることが重要となっているのですが、毛乳頭はいつもいつも元気というわけではありません。年齢や環境など、様々な原因でエネルギー不足に陥ってしまっていることも考えられます。

そんなときに役立つのがペンタデカン酸グリセリドです。この成分には休止期の毛乳頭にエネルギーをもたらす働きがあります。休止期というのは毛乳頭の状態の1つであり、毛が生えたり育ったりしにくい時期を表しています。

基本的に毛髪は休止期を経て、成長期へと移行していくのですが脱毛が進んでいる場合は休止期が非常に長くなっていることもあります。ペンタデカン酸グリセリドを取り入れることによって休止期にあった毛乳頭にエネルギーがもたらされ、発毛効果を促すことになるとされています。

育毛剤の中で一般的となっている頭皮や毛細血管を拡張するタイプの成分とは役割が異なります。脱毛の原因は人それぞれ異なっているので必要に応じたものを処方してもらうのが問題を解決するためには欠かせません。

なお、この成分は成長期にある毛乳頭には大きな効果を発揮しませんが、薄毛の方に多いとされる休止期の毛乳頭に効果を発揮するところに意味があります。毛乳頭が弱っている方にお勧めの成分です。多くの育毛剤に配合されていることも特徴となっています。

【炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウム】

人気の育毛剤にはグリチルリチン酸ジカリウムが配合されていることもあります。グリチルリチン酸ジカリウムはカンゾウの根っこから抽出される成分となっています。自然由来の成分であり、肌トラブルにも効果を発揮していることから化粧品やスキンケア用品にもよく配合される成分です。

薄毛に悩んでおられる方の中には頭皮がかゆいという方もおられます。これは頭皮が刺激を受けることによって炎症を起こしているときによくある症状です。

かゆくなった時にかいてしまうと頭皮はますます刺激を受けることになり、頭皮環境は悪くなっていきます。その繰り返しは薄毛を悪化させてしまう要因ともなります。グリチルリチン酸ジカリウムには炎症やかゆみを抑える働きがあります。頭皮をかかないようにすることはもちろん、頭皮環境を正常化したり、乾燥しにくくしたりする働きがあります。

例えば、肌の調子が悪いとニキビが出来てしまうことがありますが、それと似たような状態は頭皮でも起こることが少なくありません。炎症を起こしている肌は順調に発毛することが難しくなってしまうのでグリチルリチン酸ジカリウムの配合されている育毛剤を使用することは有効です。

最近ではシャンプーにもこの成分がよく配合されるようになってきました。頭皮に関係しない製品の中にもグリチルリチン酸ジカリウムが配合されている製品はありますが、そういったものは頭皮に使うことを前提にしていない可能性があるので決められた場所のみに使うようにしましょう。

【発毛効果があると注目されているミノキシジル】

もはや育毛剤の定番成分の1つともなっているミノキシジルはかつて血圧を下げるための薬に使用されていました。

しかし、その効果を期待して使っている患者さんが次々と多毛症になるという現象が起こり、その高い発毛効果から今では人気の育毛成分として知られるようになっています。

ミノキシジルは直接的に毛母細胞に働きかけることが出来る数少ない成分の1つです。毛母細胞の分裂を活性化させることによって髪の成長を早めることが出来ます。

ミノキシジルは効果が得られるまで連続で使用することが欠かせないとされます。短期間でやめてしまった場合には効果が表れない可能性が高いからです。

一方で長期間にわたって使用した際の効果は大きく、幅広い方を満足させています。近年販売されている育毛剤の中にはミノキシジルを主成分とし、他の物質で男性ホルモンが増えるのを防いでいるということがよくあります。

それほど効果の期待できる成分といえるでしょう。わずかな成分しか含んでいない育毛剤はほとんどなく、様々な成分を含んでいることで育毛効果を高めます。このミノキシジルも単独で配合されるよりも、複数の組み合わせて相乗効果を生み出した方が有効となります。

たくさん取り入れればその分効果が増すというよりも、長く使用を続けてミノキシジルが作用する時間を増やすことが重要となっています。育毛は研究の進んでいる分野なのでこれから新しい成分が生まれる可能性もあります。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。育毛剤と一口にいうと色々な成分をまとめて考えなければならないように思われがちですが、実は1つ1つの成分を見ていくとそれほどややこしくないことが分かります。

育毛は世界中の方が注目している分野なのでそこに配合される成分にもこだわりが見受けられます。これらの成分はどれが優秀かということではなく、悩みや体質にマッチしているかが重要となります。

そのため、育毛剤を選ぶときは成分の特徴を知っておくことや詳しい方に相談してみることをお勧めします。

自分に合っている育毛剤を長く使い続けたときにこれらの成分は特に力を発揮するようになります。いずれの成分も時間をかけて効果をもたらしてくれるものばかりとなっています。